<引火点と燃焼範囲>
丙種資格は第4類危険物。4類は引火性液体です。
液体は直接燃えるのではなく、液体が蒸発(発揮)した蒸気が空気(酸素)と混合され、着火可能な混合気の濃度範囲にある時に初めて引火・燃焼します。燃焼が可能な混合濃度の範囲を燃焼範囲といい、揮発をはじめて引火濃度に達する温度が引火点です。(注:『「引火点が低い」=極めて引火しやすい』ということです。)
さらに食用油のように加熱しすぎると火を近付けなくても発火する温度を発火点といい、引火点と区別して覚えましょう。
<燃焼の条件、燃焼の種類>
☆燃焼には『可燃物、酸素供給源、点火源』の3つの要素が必要であり、消火の理論にも通用するので押さえておきましょう。
◎定常燃焼・・・安定した燃焼状態の炎の燃焼。
◎非定常燃焼・・・いわゆる爆発など人が制御できない燃焼。
◎表面燃焼・・・木炭などのように表面で燃焼する燃焼。
◎分解燃焼・・・木材などの燃焼で熱分解によって生成するガスが燃焼し、「自己燃焼」「内部燃焼」などで進行する。
<消火の原理>
☆燃焼の3要素のうち1つを取り除くと燃焼は継続できなくなる。(=消火)
◎除去効果・・・燃料となっている可燃物を取り除く効果・目的の消火方法。
◎窒息効果・・・酸素の供給を遮断する効果・目的の消火方法。
◎冷却効果・・・燃焼温度を低下させる効果・目的の消火方法。
◎抑制効果・・・参加反応を抑制して燃焼の継続を抑える効果・目的の消火方法。負触媒消火ともよばれる。
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